男子テニスツアーのW&Sオープン男子(アメリカ/シンシナティ、ハード)は19日、シングルス2回戦が行われ、第5シードの
S・ワウリンカ(スイス)が18歳の
B・コリッチ(クロアチア)を3-6, 7-6 (7-3), 6-3の逆転で下し、3回戦進出を決めた。
両者は今回が2度目の対戦で、ワウリンカはコリッチとの対戦成績を2勝0敗とした。
この試合、第1セットで3度のブレークチャンスを活かせなかったワウリンカは、コリッチに2度ブレークされてこのセットを落とす。
第2セットでは、ファーストサービスのポイント獲得率を第1セットの68パーセントから88パーセントに上げたワウリンカが、タイブレークの末に奪い返してセットカウント1-1とする。
最終セットでも安定したサービスゲームを展開したワウリンカが、2時間16分で逆転勝利をおさめた。
3回戦では、
I・カルロビッチ(クロアチア)と対戦する。
過去同大会でワウリンカは、2012年に
錦織圭(日本)、
D・フェレール(スペイン)、
M・ラオニチ(カナダ)らを下してベスト4進出を果たしており、昨年は準々決勝で
J・ベネトー(フランス)に敗れている。
先週行われたロジャーズ・カップでは、初戦となる2回戦で
N・キリオス(オーストラリア)と対戦。ファイナルセットのゲームカウント0-4の時点で、腰の怪我により途中棄権を申し入れ敗退。
その試合ではキリオスから侮辱的な発言を受け、ワウリンカは怒りを露わに。その後キリオスには罰金が科されることとなった。
今大会にも出場していたキリオスは、1回戦で第12シードの
R・ガスケ(フランス)に完敗して既に姿を消している。
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