男子テニスの下部大会であるコメリカバンク・チャレンジャー(アメリカ/アプトス、ハード)は10日、第8シードの
西岡良仁(日本)が主催者推薦で出場のM・クルーガー(アメリカ)に6-3, 1-6, 6-3のフルセットの末に勝利し、2回戦進出を決めた。
この試合、第1セットで西岡はクルーガーに与えた2度のブレークチャンスを全てしのぎ、自身は1度のブレークに成功してこのセットを先取。
しかし第2セットでは、ファーストサービスをわずか4本しか入れられなかった西岡は、クルーガ―に2度のブレークを許して1セットオールとなってしまう。
その後、第3セットから調子を取り戻した西岡は、ファーストサービスを21本入れ、その内18本をポイントに繋げてクルーガーに1度もブレークを許さなかった。自身は1度のブレークに成功して1時間57分で勝利した。
試合後、西岡は自身の公式ツイッターで「一回戦勝ちました。少し攻撃的なプレーができるように意識的に攻めるようにして、ネットにも行くようにプレーをしていました。」
「セカンドのスタートがあまり良くなかったのを引きずってしまったのが良くなかったです。次の試合は明後日なのでそれまでに調整します。」と、試合を振り返っていた。
2回戦では、主催者推薦で出場の
J・ドナルドソン(アメリカ)と対戦する。
現在19歳の西岡は、先日のシティ・オープンに予選から勝ち上がり本戦に出場。しかし、1回戦で18歳の
A・ズベレフ(ドイツ)に敗れて初戦で姿を消していた。また、この大会では
錦織圭(日本)が優勝を果たし、キャリア10勝目をあげている。
また、10日付の世界ランキングでは自己最高位となる134位に浮上した。
■関連ニュース■
・西岡、錦織「超強かった」・錦織 試合前の西岡を盗み撮り・西岡良仁、初戦「2つ年下」