男子テニスツアーのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード)は大会3日目の5日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
A・マレー(英国)、第5シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)、第9シードの
V・トロイキ(セルビア)、第10シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)、第11シードの
B・トミック(オーストラリア)、第14シードの
P・クエバス(ウルグアイ)らシード勢が初戦敗退する1日となった。
今大会のシード勢は1回戦免除のため2回戦からの登場。
BIG4のマレーを破る番狂わせを起こしたのは、世界ランク53位の
T・ガバシュビリ(ロシア)。この日はファイナルセットでマレーにサービング・フォー・ザ・マッチが訪れるも、粘るガバシュビリが2時間42分で振り切った。
30歳のガバシュビリは、世界ランキングで今年7月に記録した50位が自己最高位。今年の全仏オープンでは4回戦で
錦織圭(日本)に敗れてグランドスラム初のベスト8入りを逃した。
今大会3回戦では
R・ベランキス(リトアニア)と対戦する。25歳のベランキスは2回戦で第14シードのクエバスにストレートで勝利しての勝ち上がり。
また、第16シードの
L・マイェール(アルゼンチン)が
B・ロラ(スロベニア)を7-6 (7-2), 6-7 (3-7), 6-4のフルセットで下し、3回戦進出を果たした。この結果、第2シードの錦織は3回戦でマイェールと対戦することが決まった。
過去の対戦成績は錦織が2連勝利しており、いずれもストレート勝ちをおさめている。
この日、マイェール以外のシード勢では第4シードの
R・ガスケ(フランス)、第6シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)、第7シードの
F・ロペス(スペイン)、第8シードの
J・イズナー(アメリカ)が勝利して3回戦へ駒を進めた。
>>シティ・オープン対戦表<<
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