女子テニスのバンク・オブ・ウエスト・クラシック(アメリカ/スタンフォード、ハード)は2日、シングルス予選2回戦が行われ、世界ランク104位の
土居美咲(日本)と同173位の
クルム伊達公子(日本)が予選を突破し、本戦入りを果たした。
伊達は、予選2回戦でG・ダブロフスキ(カナダ)と対戦。
安定した試合を展開した伊達は、ファーストサービスが入った26本中24本をポイントに繋げてダブロフスキに1度もブレークチャンスを与えなかった。トータルで3度のブレークに成功し1時間1分で勝利した。
試合後、自身の公式ブログで「終始、安定したプレーができました。」と綴っていた。
「昨日の痙攣と疲労とで体は硬かったけど、試合で動き出すと重さは感じなかったので流れで動ききれたのかな。朝のアップでは腰がガチガチで回らなかったのでどうなるかと思いました。」と、試合を振り返っていた。
本戦1回戦では、
S・リシキ(ドイツ)と対戦する。初戦については「どこに入ってもWC以外はタフ。その中でももっともパワフルな相手のところに入ってしまいました。」と伊達。
世界ランク24位のリシキとの対戦は、タフな試合が想定されるが、「それもプレミアレベルだから当然!どちらもやってみるしかない!」と、意気込みを綴っていた。
また、同日の予選2回戦では土居がJ・ ボズラップ(アメリカ)に2-6, 6-3, 6-4の逆転で勝利して本戦出場を果たした。
本戦1回戦では、主催者推薦枠で出場の16歳
C・ベリス(アメリカ)と対戦する。
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