女子テニスツアーの下部大会であるレキシントン・サーキット(アメリカ/ケンタッキー、ハード)は2日、シングルス決勝が行われ、第2シードの
日比野菜緒(日本)はS・クロフォード(アメリカ)に6-2, 6-1のストレートで圧勝し、下部大会で今季3度目のタイトル獲得、さらに5戦全てストレート勝ちで単複2冠を達成した。試合後、自身の公式ツイッタ―で優勝した喜びを綴った。
この試合、日比野はクロフォードに2度のブレークチャンスを与えるもしのぎ、自身は試合を通して4度のブレークに成功。優勝が決まった瞬間、大きくガッツポーズし、喜びを表した。
さらに、今大会のダブルスにE・ウェブリー=スミス(英国)と組んで出場。前日に行われた決勝戦で第3シード組を下して優勝しており、単複2冠を達成した。
20歳の日比野は「シングルス優勝しました!もうなんと言ったらいいのか。この3週間、みなさんからの温かいメッセージに支えられました。なので ありがとうございます この一言に尽きます。 」と自身の公式ツイッタ―で優勝した喜び、さらに感謝の気持ちを送った。
日比野は7月中旬から3週連続で下部大会を回っており、その中で2度の優勝、1度のベスト4進出と好成績を残している。
また、3日に発表された世界ランキングで自己最高位となる124位に浮上した。
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