男子テニスのベット・アット・ホーム・オープン(ドイツ/ハンブルク、クレー)は31日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
R・ナダル(スペイン)が第5シードの
P・クエバス(ウルグアイ)を6-3, 6-2のストレートで下し、ベスト4進出を果たした。
この試合、ナダルは第1セットでクエバスに1度のブレークを許すも、第2セットではブレークチャンスを与えない試合を展開。
ラリー中に足を滑らせるも、すぐに立ち上がって身体を回転させたあとにボールを拾い、最後はバックハンドでポイントを獲得するプレーを見せた。
その後も終始主導権を握っていたナダルはトータルで5度のブレークに成功し、最後はクエバスのフォアハンドがネットにかかり、1時間12分で勝利を決めた。
両者は今年2月のリオ・オープン男子で1度だけ対戦しており、その時もナダルが勝利していた。
準決勝では第4シードの
A・セッピ(イタリア)と対戦する。
ナダルは今大会、1回戦で
F・ベルダスコ(スペイン)とのスペイン勢対決を逆転で制し、2回戦では
J・ヴェセリ(チェコ共和国)を下しての勝ち上がり。
ATPワールドツアー・ファイナルの「RACE TO LONDON」(最終戦出場ランキング)では、出場圏内ではあるが上位8名中8位に位置している。しかし、今大会で好成績を残すと7位の
D・フェレール(スペイン)、6位の
錦織圭(日本)を抜いて6位に浮上する可能性がある。
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