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33歳ロブレド 18歳若手を一蹴

男子テニスツアーのスキースター・スウェーデン・オープン（スウェーデン/バスタッド、クレー）は２５日、シングルス準決勝が行われ、３３歳ベテランで第２シードのＴ・ロブレド（スペイン）が１８歳若手で注目株のＡ・ズベレフ（ドイツ）を6-3, 6-4のストレートで下し、２００８年以来７年ぶりで大会３度目のタイトル獲得まであと１勝とした。

この試合、第１セットでロブレドはズベレフに８度のブレークを与えてしまい、その内１ブレークを許すも、７度のブレークチャンスをしのいだ。自身は２度のブレークチャンスをすべて活かしてこのセットを先取。

続く第２セット、ロブレドはファーストサービスが入った１７本中１３本をポイントに繋げ、２度のブレークに成功して１時間２２分で１８歳ズベレフを一蹴した。

今季初のタイトル獲得をかけ、ロブレドは決勝で世界ランク６２位のＢ・ペール（フランス）と対戦する。

過去同大会でロブレドは、２００６年に決勝でＮ・ダビデンコ（ロシア）に圧勝して大会初の優勝を果たし、その３年後にＴ・ベルディヒ（チェコ共和国）を下して２度目のタイトルを獲得した。

３３歳のロブレドは、２００６年８月に自己最高位となる５位を記録。キャリア通算１２勝をあげている。

最後に優勝したのは２０１３年のコンズム・クロアチア・オープン・ウマグとなっており、約２年タイトル獲得には至っていない。今回は２０１３年以来で１３度目の優勝に王手をかけた。

一方、敗れたズベレフは、昨年７月に行われたベット・アット・ホーム・オープンでＭ・ユーズニー（ロシア）、Ｓ・ヒラルド（コロンビア）らを撃破してツアー初のベスト４進出。

今回は第４シードのＪ・モナコ（アルゼンチン）、第６シードのＴ・ベルッチ（ブラジル）とシード勢を連続で撃破し、ツアー２度目の４強入りを果たすも、３３歳ベテランのロブレドにストレートで敗れ、初の決勝進出とはならなかった。