テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は初日となる29日、女子シングルス1回戦が行われ、トップハーフ(対戦表の上半分)に位置する第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)、第4シードの
M・シャラポワ(ロシア)、第6シードの
L・サファロバ(チェコ共和国)、第7シードの
A・イバノビッチ(セルビア)、第23シードの
V・アザレンカ(ベラルーシ)らシード勢は順当に2回戦進出を決めた。
【会場でしか買えない 全英タオル】しかし、第9シードの
C・スアレス・ナバロ(スペイン)が主催者推薦枠で出場の
J・オスタペンコ(ラトビア)に、第24シードの
F・ペネッタ(イタリア)が
Z・ディアス(カザフスタン)に、第27シードの
B・ストリツォワ(チェコ共和国)が
S・スティーブンス(アメリカ)にそれぞれ敗れて初戦で姿を消すこととなった。
セリーナは1回戦で、世界ランク113位のM・ガスパリアンを6-4, 6-1のストレートで下した。
この試合、第1セットで14本もの凡ミスを犯したセリーナは、序盤苦しむ場面もあったが第1セットを先取する。
その後、セリーナはファーストサービスの確率を下げてしまうも、2度のブレークチャンスをすべて活かして勝利をおさめた。
2回戦でセリーナは
T・バボス(ハンガリー)と対戦する。
全豪オープン、全仏オープンに続く優勝を狙うセリーナは、上位シード勢が順当に勝ち上がった場合、3回戦で第32シードの
C・ガルシア(フランス)、4回戦では第16シードでセリーナの姉
V・ウィリアムズ(アメリカ)、準々決勝では第7シードのイバノビッチと第23シードのアザレンカと対戦する可能性がある。
ここ2年、ウィンブルドンで成績を残せていないセリーナだが、ウィンブルドンと全米オープンでタイトル獲得を果たすと1988年の
S・グラフ(ドイツ)以来、4人目となる年間グランドスラムを達成することとなる。
大会2日目の30日には、ボトムハーフ(対戦表の下半分)に位置する昨年覇者で第2シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)、第3シードの
S・ハレプ(ルーマニア)、第5シードの
C・ウォズニアキ(デンマーク)、昨年準優勝者で第12シードの
E・ブシャール(カナダ)らが登場する。
>>ウィンブルドン男子対戦表<<
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