テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は30日、男子シングルス3回戦が行われ、大会初優勝を狙う第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)はノーシードの19歳
T・コキナキス(オーストラリア)に6-4, 6-4, 6-4のストレートで勝利し、6年連続4回戦進出を決めた。
両者は今回が初の対戦となった。
この試合、ジョコビッチは終始主導権を握り、サービスゲームでコキナキスを圧倒。攻撃を緩めず1度もブレークチャンスを与えずに圧勝した。
勝利したジョコビッチは4回戦で、第20シードの
R・ガスケ(フランス)と第15シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)の勝者と対戦する。
今季ジョコビッチは、全豪オープン決勝で
A・マレー(英国)を下して優勝。マスターズ大会であるインディアンウェルズ・マイアミ・モンテカルロ・ローマと、出場したマスターズ4大会全てでタイトルを獲得。今回の全仏オープンには万全の状態で挑んでいる。
また、ジョコビッチは生涯グランドスラム(全豪・全仏・全英・全米の四大大会全てで優勝)を達成すべく、今大会の優勝を狙う。
一方、敗れたコキナキスは、今大会2回戦で第27シードの
B・トミック(オーストラリア)に大逆転勝利で四大大会初の3回戦進出を果たした。
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