男子テニスツアーのATPワールド・ツアー250大会であるBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、賞金総額494,310ユーロ/優勝賞金80,000ユーロ)は29日、シングルス2回戦が行われ、34歳の
V・エストレージャ=ブルゴス(ドミニカ共和国)が元世界ランク8位で主催者推薦枠で出場の
J・ティプサレビッチ(セルビア)を6-4, 6-7 (1-7), 7-5のフルセットの末に下し、ベスト8進出を決めた。
両者は今回が初めての対戦となった。
この試合、エストレージャ=ブルゴスはティプサレビッチに試合を通して10本のサービスエースを決められ、3度のブレークを許すもそれを上回る5度のブレークに成功して、2時間20分の接戦の末に勝利をものにした。
準々決勝でエストレージャ=ブルゴスは、第3シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦する。
34歳のエストレージャ=ブルゴスは、2月に行われたエクアドル・オープン決勝で、
F・ロペス(スペイン)を破ってATPツアー初のタイトル獲得すると共に最年長記録を達成。
《初優勝の34歳 最年長記録達成》今大会は1回戦で元世界ランク12位の
V・トロイキ(セルビア)を撃破し、2回戦では元世界ランク8位のティプサレビッチと実力者たちを下してベスト8入りを果たした。
《34歳ブルゴス 元世界12位撃破》一方、敗れたティプサレビッチは、先日行われた米男子クレーコート選手権で17ヶ月ぶりの単で復帰を果たした。その後はBRDナスターゼ・ティリアク・トロフィーで出場し、今大会含め3大会連続で初戦突破となるも、エストレージャ=ブルゴスに敗れてベスト8進出を前に姿を消した。
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