男子テニスツアーのATPワールド・ツアー250大会であるBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、賞金総額494,310ユーロ/優勝賞金80,000ユーロ)は28日、シングルス1回戦が行われ、主催者推薦で出場の
J・ティプサレビッチ(セルビア)が第6シードの
B・トミック(オーストラリア)を5-7, 6-1, 7-6 (7-3)の逆転で下し、2回戦進出を決めた。
この試合、ティプサレビッチはファーストサービスの入りが48パーセントと苦しむも11度のサービスエースを決め、3度のブレークを許すも4度のブレークに成功し、ファイナルセット第10ゲームに訪れたトミックのマッチポイントをしのぎ2時間8分で勝利した。
両者は初対戦で、勝利したティプサレビッチは2回戦で
V・トロイキ(セルビア)を7-6 (7-4), 6-4で下した34歳の
V・エストレージャ=ブルゴス(ドミニカ共和国)と対戦する。
左足の裏に筋膜炎を起こしツアーを離れていた元世界ランク8位のティプサレビッチは、3月に行われたマイアミ・オープンで同胞の
N・ジョコビッチ(セルビア)と組みダブルスに出場。4月に行われた米男子クレーコート選手権、BRDナスターゼ・ティリアク・トロフィーに出場し約17ヶ月ぶりのシングルス大会復帰を果たした。
《ティプサレビッチ ツアー復帰》2大会を終え今季の成績は2勝2敗。復帰直後のランキングは829位から現在は635位と戻しつつある。現在30歳のティプサレビッチ、再びランキングを戻しトップ選手として活躍できるか期待がかかる。
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