男子テニスのマスターズ大会、モンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、賞金総額3,830,295ユーロ/優勝賞金628,100ユーロ)は14日、シングルス1回戦が行われ、第14シードの
G・モンフィス(フランス)が予選を勝ち上がった
A・クズネツォフ(ロシア)を4-6, 6-3, 6-4の逆転で下し、2回戦進出を決めた。
膝の怪我から復帰したモンフィスは、試合序盤では自身のサービスに苦しんだものの、徐々に流れを引き寄せ勝利をものにした。緑と黄色の鮮やかなウェアでコートに立ったモンフィスは、その艶やかな姿とは裏腹な不安定なプレーながら、この日のテニスに満足していた。
「この大会ではいつも苦労させられているんだ。この時期は自分に取ってシーズンの中でもいつも難しい時。そんな中でもこうして勝つことが出来て本当に嬉しく思っている。似たような試合をこれまでは勝てずにいたからね。」とモンフィスは自身の思いを語っていた。
当初モンフィスはこの大会には出場する予定ではなかったが、今回は主催者推薦枠を受ける事ができ、大会直前に出場が決まりクレー・シーズン最初の大会へ臨んでいた。膝の怪我から3週間の休養を取り、先月行われたマイアミ・オープンで復帰を果たしたものの、4回戦で右臀部の違和感から途中棄権を強いられていた。
「序盤の感覚はあまり良いものではなかった。でも、思った以上にすぐに良くなって行ったんだ。この数日間のトレーニングのお陰さ。」と、試合を振り返っていた。
モンフィスは2回戦で、13日に行われた1回戦でB・コリッチを7-5, 5-7, 6-2のフルセットで退けた
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)と対戦する。
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