男子テニスで世界ランク4位の
錦織圭(日本)が、クレーシーズンに向け準備をしていることを自身の公式ブログに綴った。
「クレーの感覚も徐々につかめてきています。ポイントも長くなるし、前後の動きが更に増えてくるのでやはり大変です。忍耐強く、メンタル的にもクレー対応にしていかないといけません。」とクレーでの練習について綴った。
さらに「あともう数日またしっかりクレーでの感覚をつかんで週末バルセロナに出発します。ヨーロッパは行くの大変だけど雰囲気は好きですし、スペインは特に好きなので楽しみでもあります!楽しんでクレーシーズン頑張ってきます!!」と最後は意気込みを綴った。
昨年錦織は、バルセロナ・オープン・サバデルでクレー初の優勝を飾り、その後行われたムチュア・マドリッド・オープン男子では、準々決勝で
F・ロペス(スペイン)に勝利したことで念願のキャリア初のトップ10入りを決めた。
その後準決勝で
D・フェレール(スペイン)を大接戦の末に下し、決勝ではクレーキングの
R・ナダル(スペイン)と対戦。第1セットを先取していたが、優勝まであと少しのところで怪我のため途中棄権を申し入れ、準優勝となっていた。
《錦織 準優勝の記事はこちら》また、全仏オープンでは怪我で万全の状態で臨むことが出来ず、当時世界ランク59位の
M・クリザン(スロバキア)にストレートで敗れた。
今年のクレーシーズンで錦織は、現在行われているモンテカルロ・ロレックス・マスターズを欠場し、昨年初優勝を果たしたバルセロナ・オープン・サバデルで2連覇、ムチュア・マドリッド・オープン男子とBNLイタリア国際男子でマスターズ初の優勝、さらに全仏オープンでグランドスラム初のタイトル獲得を狙う。
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