男子テニスのマスターズ大会、モンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、賞金総額3,830,295ユーロ/優勝賞金628,100ユーロ)は13日、シングルス1回戦が行われ、18歳の
B・コリッチ(クロアチア)が
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)に5-7, 7-5, 2-6のフルセットの末に敗れ、2回戦進出とはならなかった。
両者は今回が初めての対戦となった。
この試合、コリッチは試合を通して9度のダブルフォルトを犯し、ドルゴポロフにファーストサービスが入った時に86パーセントの確率でポイントを取られた。さらに、6度のブレークを許し、最後はサービスエースを決められて2時間12分で敗れた。
世界ランク54位で18歳のコリッチは、現在男子世界ランクのトップ100位内での最年少で、昨年10月のスイスはバーゼルで行われたスイス・インドア大会で
R・ナダル(スペイン)を下してベスト4入りを果たす活躍を見せた。さらに年末にはATPランキングトップ100の最年少選手として「スター・オブ・トゥモロー賞」を受賞。
《ナダル撃破の記事はこちら》また、2月に行われたドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権男子では、準々決勝で
A・マレー(英国)を破って自身2度目となるATPツアーベスト4進出を決めており、今後の活躍が期待されている若手。
《コリッチ「幸運が転がり込んだ」》今回は同大会初の出場となるも、勝利をあげることは出来なかった。
勝利したドルゴポロフは、2回戦で第14シードの
G・モンフィス(フランス)と予選勝ち上がりの
A・クズネツォフ(ロシア)の勝者と対戦する。
■関連ニュース■
・新鋭18歳 マスターズ初本戦へ・ジョコビッチ 気鋭の18歳警戒・期待の18歳コリッチが2回戦
■最新ニュース■
・ガルビス「ほんの1時間だけ」・クルム伊達「チャレンジする」・イズナー 同胞対決制す
■最新動画■
・次世代のテニス界を担うラオニチを特集・錦織が自身初で大会初の3連覇達成