男子テニスツアーのハッサン2世グランプリ(モロッコ/カサブランカ、クレー、賞金総額494,310ユーロ、優勝賞金80,000ユーロ)は12日、シングルス決勝が行われ、第2シードの
M・クリザン(スロバキア)が
D・ヒメノ=トラベール(スペイン)を6-2, 6-2のストレートで下し、今季初優勝でツアー3勝目をあげた。
両者は2月に行われたエクアドル・オープン・キトで1度だけ対戦しており、その時はクリザンが勝利し、今回はヒメノ=トラベールに2連勝となった。
この試合、クリザンはファーストサービスが入った時に79パーセントの確率でポイントを獲得。ヒメノ=トラベールに7度のブレークチャンスを与えるもそれをすべてしのぎ、4度のブレークに成功して1時間15分で優勝を飾った。
クリザンは今大会、初戦となる2回戦で
D・ブラウン(ドイツ)、準々決勝で
N・アルマグロ(スペイン)、準決勝で
D・ズムル(ボスニア)、そして決勝でヒメノ=トラベールを下してタイトル獲得を果たした。
一方、敗れたヒメノ=トラベールは、今回ATPツアー初の決勝進出を決めるも準優勝に終わった。
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