男子テニスツアーの米男子クレーコート選手権(アメリカ/テキサス州ヒューストン、クレー、賞金総額549,230ドル、優勝賞金88,800ドル)は7日、シングルス1回戦が行われ、主催者推薦枠で出場の
J・ティプサレビッチ(セルビア)は予選勝ち上がりのG・クリザー(ブラジル)を6-4, 3-6, 7-6 (9-7)のフルセットの末に下し、17ヶ月ぶりの単の復帰戦を勝利で飾った。
この試合、ティプサレビッチは試合を通して12度のダブルフォルトを犯すも、18本のサービスエースを決め、ファーストサービスが入った時に80パーセントと高い確率でポイントを獲得した。さらにクリザーのサービスゲームを4度のブレークに成功し、2時間38分の接戦の末に勝利をおさめた。
2回戦でティプサレビッチは、第5シードの
S・ヒラルド(コロンビア)と対戦する。
元世界ランク8位のティプサレビッチは、左足の裏に筋膜炎を起こしたためツアー離脱を余儀なくされていた。
2013年10月のバレンシア・オープン1回戦で途中棄権となってからは大会に出場しておらず、昨年5月に手術を受けてからその後リハビリに励んでいた。
先日行われたマイアミ・オープン男子では、同胞の
N・ジョコビッチ(セルビア)とペアを組んでダブルスに出場し、17ヶ月ぶりにツアーに戻ってきたが複の復帰戦では勝利をあげることが出来なかった。
《錦織の天敵ティプ ツアー復帰》今回は、ティプサレビッチにとってツアー離脱してから初めてのシングルスの試合となり、シングルスの復帰戦で接戦の末に勝利を飾った。
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