女子テニスツアーのBMWマレーシア・オープン(マレーシア/クアラルンプール、ハード、賞金総額25万ドル、優勝賞金4万3千ドル)は4日、シングルス2回戦が行われ、第6シードの
奈良くるみ(日本)(日本)が世界ランク117位の
M・リネッタ(ポーランド)(ポーランド)を7-5, 5-7, 7-6 (8-6)のフルセットで下し、大会初のベスト8進出を決めた。
第1セット、奈良くるみが序盤でブレークに成功するも第6ゲーム、1度目のはフォアハンドのダウンザラインでしのぐも2度目のピンチでバックハンドをアウトしブレークバックを許す。
直後の第7ゲームで2度目のブレークに成功するが、第10ゲームで再びブレークバックを許す。
しかし第11ゲーム、奈良くるみは浮いたボールでミスを誘い、3度目のブレークに成功する。第12ゲームをキープし1時間で第1セットを先取する。
第2セット第3ゲーム、奈良くるみは30-40の場面でバックハンドでリターンを返し、リネッタはバックハンドでドロップショットを放つがサイドに切れアウトとなり、このセットも先にブレークに成功する。
第9ゲーム、このゲームをキープすれば勝利となるところだったがブレークバックのチャンスを与えてしまう。30-40の場面でリネッタがボレーをネットにかけデュースとするが2度のゲームポイントをものに出来ず、ブレークバックを許す。
リネッタがラブゲームで第10をキープすると第9ゲームから4ゲーム連取され第2セットを落とす。
両者トイレット・ブレークを取り迎えた第3セット、奈良くるみは第1ゲームを2度目のチャンスでブレークに成功し、第2ゲームをラブゲームキープするが、第4ゲームでブレークバックを許し追いつかれる。
その後両者サービスキープでタイブレークに突入する。
タイブレークに入り、奈良くるみは4ポイント連取されるが終盤で追いつき5-5、リネッタのバックハンドがアウトとなり6-5とマッチポイントが訪れるが6-6、リネッタのフォアハンドがアウトとなり7-6、奈良くるみがサービスの14ポイント目、セカンドサービスを入れ、ストローク戦となり最後はリネッタのフォアハンドがアウトとなり3時間13分の長期戦を制した。
奈良くるみは2年ぶり4度目の大会出場となり、大会初の準々決勝進出となる。
両者は初対戦となり、勝利した奈良くるみは準々決勝で
L・クムクーム(タイ)を7-5, 6-2で下した第4シードの
J・ガイドソバ(オーストラリア)と対戦する。
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