テニスのグランドスラム、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、賞金総額17,748,600ドル)は1日、男子シングルス決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第6シードの
A・マレー(英国)を7-6 (7-5), 6-7 (4-7), 6-3, 6-0の大接戦の末に下し、同大会2年ぶりでオープン化以降では最多優勝回数となる5度目のタイトル獲得を果たした。
試合後のインタビューでジョコビッチはマレーに「アンディ(マレー)を祝福します。
素晴らしい大会だったと思います。今日は残念でしたが、素晴らしい選手で、戦う姿勢が素晴らしいです。今後のシーズンの活躍を期待しています。そしてキムさんとの婚約もおめでとうございます。」と話した。
続けて「スポンサー各社に非常に感謝してます。毎年この大会の質が向上していると感じています。それもみなさんのおかげです。」
「そしてわたしのチームがあちらに居ます。感謝しています。良い時も悪い時も一緒に頑張ってくれました。色んなことに我慢して耐えてくれたと思います。コートの中でも外でもそうで、多くのことを犠牲にしてわたしを支えてくれました。みんなが居なければ、そしてわたしの家族が居なければこの優勝はなかったと思います。本当にありがとうございました。」
「そして最後にファンのみなさん。70万人以上の新記録の動員だそうです。素晴らしい数字ですよね。みなさん、この全豪オープンに来て下さって本当に感謝しています。おかげで素晴らしいスポーツイベントが実現しました。そしてチャンピオンとしてここに立っていられることをとても幸せだと感じています。みなさんの前でプレーが出来てわたしは幸せです。また来年お会いしましょう。」と優勝した喜びと感謝の気持ちを言葉にした。
ジョコビッチとマレーは今回が24度目の対戦となり、ジョコビッチはマレーとの対戦成績を16勝8敗とさらにリードを広げた。
この試合、ジョコビッチは右手親指の怪我や左足の違和感とアクシデントに見舞われたが、最後は世界王者の意地を見せて
A・アガシ(アメリカ)、
I・レンドル(アメリカ)らと並ぶグランドスラム8勝目をあげた。
さらに今回は大会2年ぶりで、アガシ、
R・フェデラー(スイス)が持つ優勝回数4度を抜いてオープン化以降では最多優勝回数となる5度目のタイトル獲得となった。
(コメントはWOWOWから抜粋)
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