女子テニスツアーのアピア国際シドニー女子(オーストラリア/シドニー、ハード、賞金総額73万1千ドル、優勝賞金12万4千ドル)は16日、シングルス決勝が行われ、第2シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)が
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)を7-6 (7-5), 7-6 (8-6)のストレートで下し、今季初優勝を果たした。
この試合、クヴィトバはファーストサービスが入った時70パーセントの確率でポイントを獲得し、両者2度ずつのブレークからタイブレークへもつれ、いずれもクヴィトバが制し1時間52分で勝利した。
第1セット第1ゲームでクヴィトバはいきなりブレークを許すが徐々にペースを上げ、第10ゲームでブレークバックに成功。
第2セットでは先にブレークに成功するも第6ゲームでブレークバックを許す。第2セットのタイブレークではリードするもプリスコバに追いつかれる接戦となった。
両者は2度目の対戦となり、クヴィトバはプリスコバに2勝0敗とした。
クヴィトバは今大会、1回戦は免除、2回戦で
S・ペン(中国)、準々決勝で
J・ガイドソバ(オーストラリア)、準決勝で昨年覇者の
T・ピロンコバ(ブルガリア)を下し勝ち進んだ。
クヴィトバはキャリア15勝目をあげ、昨年はウィンブルドン、ニューヘイブン・オープン、武漢オープンで優勝している。
敗れたプリスコバは今大会、1回戦で
P・エルコグ(スロベニア)、2回戦で
N・ギブズ(アメリカ)、準々決勝で
C・スアレス・ナバロ(スペイン)、準決勝で第5シードの
A・ケルバー(ドイツ)を下しての勝ち上がりとなっている。
また、
クルム伊達公子(日本)と組んでダブルスにも出場しており、15日に行われた準決勝で
B・マテック=サンズ(アメリカ)/
S・ミルザ(インド)組に敗れるもベスト4進出を決めた。
《プリスコバ/ クルム伊達組 ダブルスベスト4》
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