錦織圭(日本)の活躍を初期から追い続け、1973年から国内外のテニスの報道に携わるジャーナリスト・塚越亘氏によるクーヨン・クラシックの現地レポート。
男子テニスのエキシビション大会であるクーヨン・クラシック(オーストラリア/クーヨン、ハード)は14日にシングルス1回戦が行われ、錦織圭が
J・トンプソン(オーストラリア)(オーストラリア)を6-4, 3-6, 7-6 (7-4)で下し、ベスト4進出を果たした。
ベスト4進出した錦織
錦織はトンプソンとの試合を振り返り、「台風のような風の中、このコンディションではテニスが難しかった。第2セットでは相手はしぶとくプレーして、攻撃が思うようにできなかった。」と答えている。
2連覇に期待がかかる今大会について「昨年はここで勝って、ラッキーなスタートが切れた。
M・チャン(アメリカ)コーチは3回優勝しているのでそれを超えたいです。」
「オーストラリアン・オープンは地元ではないけど、多くの応援があるので、頑張りたい。ここ(クーヨン・クラシック)の実戦で良い準備ができている。」とコメントしている。
会見を受ける錦織
現地からの応援
チャンは1995年から97年にかけて3連覇を達成している。
錦織は15日の試合出場は無く、最終日16日の出場を予定している。
塚越亘…ジャーナリスト。1973年から雑誌などに寄稿。90年代には「TENNISJapan」というFAX新聞を発行し、試合結果速報や
松岡修造(日本)、
クルム伊達公子(日本)らの直筆コメントなどを掲載した新聞を発行。テニスの報道における草分け的存在。
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