オフシーズンにアジアで初めて開催されるエキシビションであるインターナショナル・プレミア・テニス・リーグ(IPTL)は3日、シンガポールで行われ、
M・チリッチ(クロアチア)や
G・イバニセビッチ(クロアチア)を擁するUAEロイヤルズと
A・マレー(英国)や
M・シャラポワ(ロシア)、
M・フィリプーシス(オーストラリア)を擁するマニラ・マーヴェリックスが対戦した。
このエキシビションはフィリピンのマニラから始まり、シンガポール、インドのニューデリー、アラブ首長国連邦のドバイへと会場を移し、12月13日まで行われる。
UAEロイヤルズ対マニラ・マーヴェリックスの対戦結果は以下の通り。
○UAEロイヤルズ vs.
●マニラ・マーヴェリックス 26-21
1.●G・イバニセビッチ vs
○M・フィリプーシス 5-6
2.○M・チリッチ vs
●
JW・ツォンガ(フランス) 6-4
3.●M・チリッチ/
N・ジモニッチ(セルビア)組 vs
○JW・ツォンガ/
TH・フェイ(フィリピン)組 3-6
4.○
K・ムラデノヴィック(フランス)/ N・ジモニッチ組 vs
●
K・フリッペンス(ベルギー)/
D・ネスター(カナダ)組 6-1
5.○K・ムラデノヴィック vs
●K・フリッペンス 6-4
チリッチは今回ツォンガを下し、男子シングルスで初めて勝利をあげた。
試合形式は男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの5試合を6ゲーム先取の1セットマッチで行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。
試合に勝利したチームは4ポイントを獲得し、敗れたチームは試合の獲得ゲーム数が20ゲーム以上なら2ポイント、10ゲーム以上なら1ポイント、10ゲーム未満なら0ポイント獲得となり、4節を終え獲得ポイントが最も高いチームが優勝となる。
ルールはノーアドバンテージ、ゲームカウント5-5の場合はタイブレークでは無く、5分間のシュートアウト方式(延長戦)を採用し、5分後に多くポイントを獲得している選手の勝利となる。
また、パワーポイントというシステムが導入され、試合中にリターン側が宣言して行うものもので、次のポイントが2倍になるもの。各試合で1度使う事ができる。また試合中にタイムを要求する事もできる。
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