男子テニスツアーの下部大会である慶應チャレンジャー国際テニストーナメント(日本/神奈川県、ハード、賞金総額5万ドル)は11日、シングルス1回戦が行われ、主催者推薦枠で出場の
内田海智(日本)が予選勝ち上がりの
鈴木貴男(日本)を6-3, 6-2のストレートで下し、2回戦進出を決めた。
この試合、内田海智はファーストサービスが入った時に78パーセントの確率でポイントを獲得し、鈴木貴男のサービスゲームを第1セットで3度、第2セットで2度ブレークに成功。わずか53分で勝利をおさめた。
2回戦で内田海智は、
K・エドモンド(英国)(英国)と対戦する。
20歳の内田海智は9月にITFフューチャーズ韓国大会で、昨年のプロ転向後初の優勝をおさめた。
一方、敗れた鈴木貴男は序盤から強打の内田海智に対し、コースを突くストロークで応戦するも、ストレートで敗れることとなった。
今大会には予選から出場し、予選1回戦で
綿貫敬介(日本)、予選2回戦で予選第4シードの
綿貫裕介(日本)、予選決勝では18歳の越智真をストレートで下して本戦出場を決めるも、本戦1回戦では内田海智に敗れて勝利とはならなかった。
内田海智に敗れた鈴木貴男
また、同日行われたシングルス1回戦では、第1シードの
伊藤竜馬(日本)が
D・ウドムチョク(タイ)を6-3, 6-2のストレートで、第6シードの
守屋宏紀(日本)が
仁木拓人(日本)を6-2, 6-1のストレートで下し、それぞれ順当に2回戦進出を決めた。
一方、第5シードの
杉田祐一(日本)は
Z・ザン(中国)(中国)に2-6, 3-6のストレートで敗れ、主催者推薦枠で出場の
志賀正人(日本)はZ・リー(中国)に第1セットのゲームカウント5ー6の場面からサービスブレークに成功してタイブレークに持ち込むも、リーの強打に押されて落とし、6-7 (3-7), 3-6のストレートで敗退。
敗れた志賀正人
勝利したリー
予選勝ち上がりの
関口周一(日本)は、第8シードのH・チュン(韓国)から1度もブレークポイントを握ることもできず、0-6, 0-6と45分で姿を消すこととなった。
敗れた関口周一
勝利したチュン
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