男子テニスツアーのBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、ハード、賞金総額約345万ユーロ/優勝賞金約57万ユーロ)は2日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第7シードの
M・ラオニチ(カナダ)を6-2, 6-3のストレートで下し、大会2連覇3度目の優勝を果たした。
ジョコビッチは第1セット第2ゲーム、ジョコビッチは得意のディフェンスでラオニチの攻撃をしのぎ最後はラオニチのボレーミスでブレークに成功する。
第5、第7ゲームでラオニチにブレークチャンスを与えるもサービスキープしピンチをしのぐ。
第7ゲームを終え、ジョコビッチはメディカルタイムアウトを要求し、右足首のマッサージを行う。
しかしジョコビッチの動きは衰えることなく、その後の第8ゲームでブレークに成功し第1セットを先取する。
第2セットでもジョコビッチは第2ゲーム最後はラオニチのダブルフォルトで先にブレークに成功すると、その後はサービスキープを続け1時間23分でジョコビッチが勝利した。
ジョコビッチは同大会2連覇、2009・2013・2014年と3度目の優勝を果たし、今季6勝目、キャリア47勝目、マスターズ大会20勝目を記録した。
通算勝利数では600勝目を上げ、現役選手では
R・フェデラー(スイス)、
R・ナダル(スペイン)、
D・フェレール(スペイン)、
L・ヒューイット(オーストラリア)に次ぐ5人目の選手となった。
また先日、息子のステファンが誕生して初優勝となり、父として優勝の勇姿を見せた。
《ジョコビッチ「息子のため戦う」》今大会を優勝したジョコビッチは今大会準々決勝敗退のフェデラーと争う、年間王者に向け大きく前進した。
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