男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は29日、シングルス1回戦が行われ、第2シードの
D・フェレール(スペイン)が同胞の
M・グラノジェルス(スペイン)に6-4, 4-6, 4-6の逆転で敗れ、1回戦で姿を消す波乱に見舞われた。
両者は今回が6度目の対戦となり、フェレールとグラノジェルスの対戦成績は5勝1敗と、初めてフェレールはグラノジェルスに敗れた。
この試合、第1セットでフェレールは、ファーストサービスが入った時に80パーセントと高い確率でポイントを獲得。グラノジェルスに3度のブレークチャンスを与えるも、それをしのいだ。さらに、1度ブレークに成功してこのセットゲームカウント6-4で先取した。
第2・第3セットでフェレールは、グラノジェルスのサービスに圧倒された。また、第3セットでフェレールは、ミスを犯してラケットを折る場面もあった。
それぞれ1度ブレークに成功するも、グラノジェルスにそれを上回る2度のブレークを許し、第2・第3セット共にゲームカウント4-6で落とし、逆転で敗れることとなった。
過去同大会でフェレールは、2007年の決勝で
R・ガスケ(フランス)を下して優勝を飾っている。前回の出場は2011年となっており、その時は準決勝で
A・マレー(英国)に敗れて決勝進出とはならなかった。
今回は3年ぶりの同大会出場となるも、同胞のグラノジェルスに敗れて初戦敗退を喫した。
一方、勝利したグラノジェルスは、2回戦で
S・ジョンソン(アメリカ)と対戦する。
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