ダンロップ全日本ジュニアテニス選手権'14が8日から17日まで開催され、17日、18歳以下女子シングルス決勝が行われ、第2シードの小堀桃子(関東・IHSM)が第6シードの橘彩音(関西・相生学院高)を6-0, 7-5のストレートで下し、優勝を果たした。
第1セットは「初めての全国大会決勝だったので緊張した」と言う橘彩音がラリーの早い段階でミスを連発したため、落ち着いてプレーした小堀桃子が6-0で先取。しかし、第2セットになると「得意のサーブと高くバウンドさせるフォアで攻撃できた」と橘彩音が本来のパワー&機動力あふれるプレーを取り戻し、5-5までもつれる展開に。だが、最後はコート内に入って速いタイミングで左右に切り返す小堀桃子が主導権を握り7-5で橘彩音を振り切り優勝。小堀桃子は昨年の16歳以下に続き2年連続でのカテゴリー違いでの優勝となった。
シングルス決勝の結果は以下の通り
【12歳以下】
・男子
○三井駿介(東海・アクトスポーツC)(3) vs. ●吉村大生(関東・志津TC)(1), 2-6, 6-3, 6-3
・女子
○武部せな(関東・CSJ)(2) vs. ●川口夏実(九州・佐世保LTC)(1), 6-3, 7-5
【14歳以下】
・男子
○白石光(関東・有明ジュニアTA)(3) vs. ●森田翔一郎(北信越・西南部中), 6-1, 6-3
・女子
○佐藤南帆(関西・COSANA)(3) vs. ●安藤優希(関東・たちかわジュニアTA)(4), 7-5, 6-3
【16歳以下】
・男子
○千頭昇平(東海・誉高)(1) vs. ●堀江亨(東海・関スポーツ塾・T)(2), 6-2, 7-6 (7-4)
・女子
○村松千裕(関東・吉田記念テニス研修センター)(1) vs. ●坂田季美佳(関西・テニスエナジー)(9), 6-3, 7-6 (7-3)
【18歳以下】
・男子
○
高橋悠介(日本)(関東・荏原SSC)(3) vs. ●徳田廉大(関東・荏原SSC)(2), 2-6, 6-1, 7-5
・女子
○小堀桃子(関東・IHSM)(2) vs. ●橘彩音(関西・相生学院高)(6), 6-0, 7-5
記事提供:テニスクラシック(日本文化出版)
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