ダンロップ全日本ジュニアテニス選手権'14が8日から17日まで開催され、15日、16歳以下男女シングルス準決勝が行われ、男子で決勝に駒を進めたのは第1シードの千頭昇平(東海・誉高)と第2シードの堀江亨(東海・関スポーツ塾・T)、女子では第1シードの村松千裕(関東・吉田記念テニス研修センター)と第9シードの坂田季美佳(関西・テニスエナジー)となった。
女子シングルス準決勝は、第1シード村松千裕がサウスポーからのボールをうまく配給する展開力の高さでノーシードの安部有沙を6-4, 6-0で退け順当に決勝進出を決めた。もう一つの第5シードの伊藤沙弥(関西・雲雀丘学園高)と坂田季美佳の対戦は、最終セットのタイブレークまでもつれる大接戦となったが、タイブレーク9-7で坂田季美佳が激しいストロークの打ち合いを制し、6-7 (4-7), 7-5, 7-6 (9-7)で勝利した。
男子シングルス準決勝では、千頭昇平が第3シードの綿貫陽介(関東・グローバルプロTA)と対戦し、第1セット4-4まではお互いのサービスキープが続く緊迫感のある展開で試合が進むが、ここからギアを上げた千頭昇平に対し綿貫陽介はミスが目立ち始め6-4, 6-1で千頭昇平が勝利した。
写真はインターハイの時の千頭昇平
そしてもう一つの準決勝、堀江亨と第5シード窪田緑(関東・ミナミグリーンTC)の対戦は、6-0, 6-2と堀江の貫録勝ちで決勝進出を決めた。堀江が速いテンポでどんどん攻めるため、窪田は持ち前のパワーを出すための時間的余裕を与えてもらえなかった。
決勝進出の堀江亨
同日行われた準決勝の結果は以下の通り
【12歳以下】
・男子
○吉村大生(関東・志津TC)(1) vs. ●木村優希(九州・福岡パシフィック)(7), 6-3, 6-3
○三井駿介(東海・アクトスポーツC)(3) vs. ●小柴遼太郎(関西・三木ロイヤルTC)(2), 5-7, 6-2, 6-1
・女子
○川口夏実(九州・佐世保LTC)(1) vs. ●伊藤汐里(関東・グリーンテニスプラザ)(3), 6-2, 6-4
○武部せな(関東・CSJ)(2) vs. ●大本海夢夏(九州・ラフ), 6-4, 6-3
【14歳以下】
・男子
○森田翔一郎(北信越・西南部中) vs. ●阿多竜也(九州・福岡パシフィック)(6), 4-6, 6-4, 6-0
○白石光(関東・有明ジュニアTA)(3) vs. ●市川泰誠(関西・ACE TC)(2), 6-1, 6-4
・女子
○安藤優希(関東・たちかわジュニアTA)(4) vs. ●永田杏里(東海・南山中女子部)(1), 6-4, 4-6, 7-5
○佐藤南帆(関西・COSANA)(3) vs. ●興石亜佑美(関東・川口市テニス協会ジュニア), 6-4, 6-3
【16歳以下】
・男子
○千頭昇平(東海・誉高)(1) vs. ●綿貫陽介(関東・グローバルプロTA)(3), 6-4, 6-1
○堀江亨(東海・関スポーツ塾・T)(2) vs. ●窪田緑(関東・ミナミグリーンTC)(5), 6-0, 6-2
・女子
○村松千裕(関東・吉田記念テニス研修センター)(1) vs. ●安部有紗(九州・JWSA), 6-4, 6-0
○坂田季美佳(関西・テニスエナジー)(9) vs. ●伊藤沙弥(関西・雲雀丘学園高)(5), 6-7 (4-7), 7-5, 7-6 (9-7)
記事提供:テニスクラシック(日本文化出版)
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