今週行われている女子テニスツアーのバンク・オブ・ウエスト・クラシック(アメリカ/スタンフォード、ハード)に第1シードでエントリーしている
S・ウィリアムズ(アメリカ)が、ウィルス疾患を克服しコートへ戻って来る。
今年のウィンブルドンでは、シングルスでまさかの3回戦敗退を喫し、その後に行われた女子ダブルスでは実の姉の
V・ウィリアムズ(アメリカ)と組み2回戦に登場したものの、平衡感覚を失い4本連続のダブルフォルトを犯すなど、らしからぬプレーを見せ棄権を強いられていた。
セリーナ曰く、彼女はその時でさえ自身の病状の酷さを理解していなかった。その試合では、姉のヴィーナスに半ば強制されるように棄権を申し入れ、セリーナ自身が病状を自覚したのもそれからしばらくしてからだったと言う。
《セリーナ棄権時の写真はこちら》そして数日の入院を余儀なくされたセリーナは、やっとベッドから起きるのを許されると、自分が置かれていた状況を把握する事が出来たと言う。
ウィンブルドン後は、ドクターから必要以上の休養をとる事を強要され、退院してからはツアーへ戻る前にメディアの仕事をこなし、映画の撮影などを行っていた。
今は落ち着きを取り戻しリラックスしているセリーナ。そしてコートでかつてのような最高のパフォーマンスを披露する準備も出来ていると語る。
上位4シード選手は1回戦が免除されているため、セリーナは初戦となる2回戦で
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)と現地水曜日に対戦する。プリスコバは1回戦で
クルム伊達公子(日本)を下して勝ち上がっている。
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