女子テニスツアーのバンク・オブ・ウエスト・クラシック(アメリカ/スタンフォード、ハード)は28日、シングルス1回戦が行われ、予選勝ち上がりの
大坂なおみ(日本)が元世界ランク4位の
S・ストーサー(オーストラリア)を4-6, 7-6 (9-7), 7-5の逆転で下す大金星をあげ、自身初のWTAツアー本戦勝利となった。
この試合、大坂なおみはファーストサービスが入った時に79パーセントの確率でポイントを獲得し、ストーサーのサービスゲームを3度ブレークに成功した。また、第2セットのタイブレークでは、ストーサーにマッチポイントを握られるも、大坂なおみがそれをしのぎ2時間30分の接戦の末に勝利をものにした。
大坂なおみは2回戦で、第8シードの
A・ペトコビッチ(ドイツ)と
A・トムヤノヴィッツ(クロアチア)の勝者と対戦する。
16歳の大坂なおみは今大会、予選を2試合勝ち抜いて本戦出場を果たしており、WTAツアー初の本戦で元世界ランク4位のストーサーを破る快進撃を見せた。
《日本勢2選手が逆転で本戦入り》また、今大会には
クルム伊達公子(日本)がストレートインで出場するも、同日行われた1回戦で
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)に敗れて2回戦進出を逃した。
《クルム伊達 女王と対戦ならず》
■関連記事■
・初8強の江口 実沙が30上げる・奈良 くるみ 初戦は第7シード・波形 純理組 シード勢下し優勝・土居 美咲 複初優勝の快挙
■関連動画■
・驚異的な復活を遂げたハッチンズの物語・注目を集める新コンビ「マレー&モーレスモ」!