テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は1日、男子シングルス4回戦が行われ、第10シードの
錦織圭(日本)が第8シードの
M・ラオニチ(カナダ)に6-4, 1-6, 6-7 (4-7), 3-6で敗れ、大会初の準々決勝進出とはならなかった。錦織がベスト8進出を決めていた場合、日本人男子で
松岡修造(日本)以来19年ぶりの快挙となっていた。
両者は今回が3度目の対戦となり、錦織はラオニチとの対戦成績を2勝1敗と、ラオニチに初めて1勝を許した。
錦織は、3回戦で
S・ボレッリ(イタリア)に勝利して大会初の4回戦進出となり、今回は初のベスト8入りを狙うも、ラオニチを前に姿を消すこととなった。
一方、勝利したラオニチは今回3回戦まで1セットも落とさず順当な勝ち上がりを見せていたが、この試合で初めて1セット落とした。
また、ラオニチは今回がウィンブルドン初のベスト8進出となる。先日の全仏オープンでもベスト8入りを決めているため、グランドスラム2大会連続の準々決勝進出となった。
ラオニチは準々決勝で、第2シードの
R・ナダル(スペイン)とN・キルジオスの勝者と対戦する。
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