テニスのグランドスラム、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は28日、女子3回戦が行われ、第5シードの
M・シャラポワ(ロシア)が世界ランク44位の
A・リスケ(アメリカ)を6-3, 6-0のストレートで下し、4回戦進出を決めた。
この日は雨により、試合開始時点からセンターコートは屋根が閉まった状態で試合が行われ、センターコートのロイヤルボックスにはサッカー元イングランド代表のデビッド・ベッカムなど著名人の姿が多く見られた。
この試合シャラポワはファーストサービスが入った時81パーセントと高い確立でポイントを獲得し、リスケから5度のブレークに成功し1時間9分で勝利した。
シャラポワは1回戦でS・マレー(英国)に6-1, 6-0、2回戦で予選勝者の
T・バシンスキー(スイス)に6-2, 6-1と快勝で勝ち進んだ3回戦は芝を得意とするリスケとの対戦となった。
先にリスケにブレークを許す展開となるが、第6ゲームでシャラポワがブレークに成功してからは11ゲーム連取し圧勝した。
両者は2度目の対戦となり、シャラポワはリスケに2勝0敗と全勝している。
勝利したシャラポワは4回戦で第9シードの
A・ケルバー(ドイツ)と第24シードの
K・フリッペンス(ベルギー)の勝者と対戦する。
全仏オープン2年ぶり2度目の優勝を果たしたシャラポワは、ウィンブルドン2004年以来10年ぶりの優勝に向けて8度目の4回戦へ進んだ。
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