女子テニスツアーのAEGON国際女子オープン(イギリス/イーストボーン、芝)は21日、シングルス決勝が行われ、ノーシードから勝ち上がった、
M・キーズ(アメリカ)が第5シードの
A・ケルバー(ドイツ)を6-3, 3-6, 7-5のフルセットで下し、キャリア初優勝を果たした。
この試合キーズはファーストサービスが入った時74パーセントの確率でポイントを獲得し、ケルバーから2度のブレークに成功し、1時間56分で勝利した。
この試合キーズはダブルフォルトを4度犯すも、17度のサービスエースを量産、そのうち時速202.8キロという速さのサーブを放っている。この記録は今季女子選手の中で最速のサーブであり、1989年に計測が始まって以来トップ5の記録となる。
両者は3度目の対戦となり、キーズはケルバーに1勝2敗とし、今回初めて勝利した。
勝利したキーズは19歳、世界ランクは47位。プロ転向したのは2009年、プロ6年目にして嬉しい初優勝を飾った。
22歳の
S・ハレプ(ルーマニア)、20歳の
E・ブシャール(カナダ)など若手選手に注目が集まる中、新たにビッグサーバーのキーズがウィンブルドンの台風の目になるかもしれない。
またアメリカ人選手がこの大会を制したのは2003年に
C・ルービン(アメリカ)が優勝して以来のこ事となる。
【19歳のキーズが初優勝!!】
■関連記事■ ・アザレンカ「まだ始まったばかり」・ハレプが若手対決を制す・ブシャール 尊敬する選手と対戦・【映像】元女王が美女対決制す
■関連動画■ ・クレーシーズンの最後を飾る全仏オープンを特集!・全仏4強ガルビスが見せた圧巻のプレー!