フェデラー、記録塗り替えるか

テニスのグランドスラムである全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー）は１日、男子シングルス４回戦が行われ、第４シードのＲ・フェデラー（スイス）と第１８シードのＥ・ガルビス（ラトビア）と対戦する。

常に記録を塗り替える男、フェデラーがガルビスを下した場合、フェデラーは四大大会で４２度目のベスト８入りを果たし、オープン化以降の時代でトップを争うＪ・コナーズ（アメリカ）の記録を抜く。

また、勝った場合には全仏オープンで１０年連続のベスト８入りを達成する。フェデラーは、全豪オープンと全英オープンではすでに１０年連続のベスト８入りを決めている。

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一方のガルビスは、２００８年の今大会以来となる四大大会での４回戦進出を決めており、絶好調。フェデラーの３回戦の対戦相手であった第３１シードのＤ・ツルスノフ（ロシア）も「（ガルビスが）フェデラー相手にとてもよい試合をするのは間違いない。」と力説する。

ガルビスは金曜日に「自分の姉、妹にはプロのテニス選手にはなってほしくない。女性はテニス以上のことでも人生を楽しむべき。家族、子供のことを考えるべき。」と話し、物議をかもしている。

フェデラーとガルビスは、過去に３度対戦しており、今回は４度目の対戦となる。対戦成績は２勝１敗でフェデラーが勝ち越しているもの、２０１０年のBNLイタリア国際男子でガルビスに１勝を許している。

また、両者が１番最後に対戦したのが２０１０年のムチュア・マドリッド・オープンのため、今回の対戦は約４年ぶりの顔合わせになる。

両者の対戦は、日本時間６月１日に行われ、第３試合に組まれている。