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テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、クレー)は28日、女子シングルス2回戦が行われ、第29シードのV・ウィリアムズ(アメリカ)がA・スクミエドロワ(スロバキア)に6-2, 3-6, 4-6の逆転で敗れ、3回戦進出を逃した。
この試合、ヴィーナスはファーストサービスが入った時に70パーセントの確率でポイントを獲得し、4度のブレークに成功するも2時間4分で敗れた。
第1セットでヴィーナスは、ファーストサービスが入った時に93パーセントと非常に高い確率でポイントを獲得し、スクミエドロワに1度もブレークチャンスを与えないサービスゲームを展開して、このセットをゲームカウント6-2で先取した。
続く第2セットでは、スクミエドロワに2度のブレークを許してしまい、ゲームカウント3-6と追いつかれてしまう。
最終セットでは、スクミエドロワにリードを許し、第9ゲームで2度のマッチポイントを握られるも、それをしのいだヴィーナスがこのゲームをものにした。しかし、スクミエドロワの安定したストロークを崩すことが出来なかったヴィーナスは、最終セット4-6で落として2回戦敗退となった。
元世界ランク1位のヴィーナスは、この対戦で勝利し、妹のS・ウィリアムズ(アメリカ)が勝利していた場合、3回戦で25度目の姉妹対決となっていた。
また、ヴィーナスは過去同大会で2002年の決勝でセリーナと対戦し、妹に敗れるも準優勝を飾っている。その他のグランドスラムでは、全豪オープン準優勝、ウィンブルドン5度の優勝、全米オープン2度の優勝と輝かしい結果を残していた。
一方、元女王に勝利したスクミエドロワは、現在19歳で世界ランクは56位の若手選手。ITFの大会では、2度優勝を果たしている。
3回戦でスクミエドロワは、第1シードのセリーナとG・ムグルサ(スペイン)の勝者と対戦する。
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