男子テニスツアーのATPワールド・ツアー500大会であるバルセロナ・オープン・サバデル(スペイン/バルセロナ、クレー)は、23日シングルス2回戦が行われ、第1シードの
R・ナダル(スペイン)がA・ラモスを7-6 (7-2), 6-4で下し、3回戦進出を決めた。
第16シードまでは1回戦免除のため、ナダルはこの試合が初戦となる。
地元スペイン同士のこの試合、ナダルはファーストサービスが入った時に69パーセントの確率でポイントを獲得。さらに、ラモスのサービスゲームを3度ブレークし、ナダルが1時間57分で制した。
第1セット、ナダルは思い通りのプレーが出来ず、またナダルと同じサウスポーのラモスは好調で、両者2度のブレークからタイブレークに突入する。タイブレークでは7-2でナダルが1セット目を先取。
第2セットは両者サービスキープが続く。第10ゲーム、ラモスのサービスゲームでようやくナダルにチャンスが訪れ0-40でナダルのマッチポイントとし、最後はラモスがクロスに打ったバックハンドがサイドラインを割りナダルが勝利した。
両者は2度目の対戦となりナダルはラモスに2勝0敗と勝ち越している。
また、前回の対戦は昨年の同大会、準々決勝でナダルはストレートで勝利している。
3回戦でナダルは4年連続、9度目の優勝に向け、
I・ドディグ(クロアチア)と対戦する。
ナダルとドディグの3回戦は第4試合に組まれており、日本時間の25日2時(現地時間24日19時)に開始する予定。
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