男子テニスツアーの下部大会であるITFフューチャーズの筑波大学国際テニストーナメント(茨城/筑波、賞金総額1万ドル、ハード)は大会最終日の5日、単複の決勝が行われノーシードの
志賀正人(日本)が第5シードの
仁木拓人(日本)に3-6, 7-6(7-4), 6-3の逆転で勝利し優勝をおさめた。
今月プロ転向をした志賀は、準々決勝で昨年準優勝の岡村一成、準決勝では第3シードの
吉備雄也(日本)を下して勝ち上がり、決勝では前週の甲府国際オープンで優勝をおさめた仁木を破ってフューチャーズ大会でのシングルス初タイトルを手にした。
志賀はダブルスでは昨年の同大会で
近藤大基(日本)と組み初優勝を挙げている。
一方の仁木は、3月から4週連続で開催されている大学主催のフューチャーズ大会のうち、甲府国際で優勝、亜細亜大国際と筑波大国際で準優勝と、計3度ファイナリストになった。
また今大会では、筑波大学2年生の豊野潤也が第2シードの
松井俊英(日本)を破り8強入りをする活躍をみせ、筑波大学生として大会史上初のATPポイントを獲得している。
志賀はツアー下部大会で単初優勝
画像提供:筑波大学国際テニストーナメント
同日に行われたダブルス決勝では、第1シードの
片山翔(日本)/
佐藤文平(日本)組が第4シードのD・リー(韓国)/F・ティアニー(ニュージーランド)組を6-4, 6-4で下し、今大会を1セットも失わずに優勝を決めた。
片山/佐藤組は、前々週の早稲田フューチャーズに続き今年2度目のタイトル獲得となった。
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