男子テニスツアーのBNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード)は11日、シングルス3回戦が行われ、第30シードで元世界ランク7位の
F・ベルダスコ(スペイン)が第8シードの
R・ガスケ(フランス)を7-6 (7-5), 6-1のストレートで下し、5年ぶりのベスト16進出を果たした。
この試合、ベルダスコはガスケに8度のブレークチャンスを握られるも、1度もブレークを許さないサービスゲームを展開。そして、10度のブレークチャンスから2度のブレークに成功したベルダスコは、1時間37分で勝利をものにした。
今回の対戦でベルダスコはガスケとの対戦成績を7勝6敗とした。
4回戦でベルダスコは、第12シードのJ・アイズナーと
ルー・イェンスン(台湾)の勝者と対戦する。
過去のBNPパリバ・オープン男子でベルダスコは、2008年にベスト8へ進出しており、その時は準々決勝で
R・フェデラー(スイス)に敗れた。
ベルダスコは一時不調に陥るも、昨年のウィンブルドンではベスト8へ進出。さらに同年のATPワールドツアー・ファイナルでは
D・マレーロ(スペイン)とのペアで優勝を飾る活躍をみせた。
《元世界7位に追い込まれたマレー、全英で2度目の大逆転<ウィンブルドン>》30歳のベルダスコは、これまでツアー5大会で優勝を飾っている。
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