男子テニスツアーのドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権男子(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード)は1日、シングルス決勝が行われ、第4シードの
R・フェデラー(スイス)が第3シードのT・ベルディフを3-6, 6-4, 6-3の逆転で下し、今季初優勝を飾ると同時に、大会6度目の優勝を飾った。また、今回の優勝はキャリア通算78勝目となった。
32歳のフェデラーはグランドスラムで歴代最多17度の優勝を飾っているが、昨年は一時不調に陥った。そして今年から本来の力を取り戻したフェデラーは、ブリスベン国際男子で準優勝、全豪オープンでは11年連続のベスト4へ進出。
《大番狂わせ、ナダルに続きフェデラーも<ウィンブルドン>》今回のタイトル獲得はフェデラーにとって、昨年のゲリー・ウェバー・オープン以来だった。
決勝戦、フェデラーは第1セットを落とすも、ベルディフのサービスゲームでは10度のブレークチャンスから4度のブレークに成功し、1時間58分で優勝を決めた。
今回が18度目の対戦で、フェデラーはベルディフとの対戦成績を12勝6敗とした。
今大会フェデラーは好調で、準決勝ではディフェンディングチャンピオンで第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を逆転で下していた。
《フェデラーのスーパープレーにジョコビッチお手上げ<ドバイ・テニス選手権>》一方、敗れたベルディフは、今回の敗戦は今季2敗目となった。
今年好調のベルディフは全豪オープン初のベスト4進出、その後のABNアムロ 世界テニス・トーナメントではツアー9勝目を飾っていた。
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