今年2月に
錦織圭(日本)が2連覇達成、
奈良くるみ(日本)がツアー初優勝。さらに国別対抗戦デビスカップ 日本対カナダ戦の
内山靖崇(日本)の飛躍的な活躍は、日本テニス界を大いに盛り上げてくれた。
24歳の錦織はアメリカのメンフィスで行われたアメリカ国際インドアテニス選手権にディフェンディングチャンピオンとして出場し、現地16日に見事2連覇を達成した。この優勝は錦織にとって4度目のツアー優勝だった。
《錦織が喜び爆発「なんとなんと優勝しました!!!」<アメリカ国際インドアテニス選手権>》一方、22歳の奈良くるみはブラジルのリオデジャネイロで開催されたリオ・オープン女子で、現地23日にツアー初のタイトルを獲得。この優勝は奈良くるみが好むハードコートではなく、クレーコートの優勝だった。
また日本勢女子では、2009年9月の韓国オープンで優勝した
クルム伊達公子(日本)以来 約4年半ぶりのツアー優勝だった。さらに、大会後に発表された世界ランキングでは自己最高の48位を記録。
《初優勝の奈良くるみ、WTAランク50位突破》国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦 日本対カナダ戦では、内山靖崇が錦織とのダブルスで完璧に近いプレーを披露して日本に勝利をもたらせた。これは内山靖崇にとって人生最高の勝利であり、明るい未来が見えた試合でもあった。
《錦織圭が内山靖崇を評価「頼もしいデ杯の一員になる」<デビスカップ>》今年の2月は日本テニスの更なる飛躍に期待を持てる月となった。
現在若手では男子で21歳の内山靖崇、21歳の
ダニエル太郎(日本)、18歳の
西岡良仁(日本)。女子では19歳の
尾崎里紗(日本)、21歳の
石津幸恵(日本)らの活躍が目立つ。
ベテラン勢では29歳の
添田豪(日本)、43歳のクルム伊達公子の存在にも注目。
《日本を支え続けてきた添田豪「諦めなかった」<デビスカップ>》2020年には日本の東京でオリンピック開催が決まっている。
2月のような日本勢若手の活躍があると、東京オリンピックへの期待が膨らむ。そして、日本テニス界普及の大きなキッカケになる。
《錦織圭、五輪開催が東京に喜び「楽しみです」<東京オリンピック>》■関連動画■
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