男子テニスツアーのアメリカ国際インドアテニス選手権(アメリカ/メンフィス、ハード)に第1シードで出場する昨年覇者の
錦織圭(日本)が、大会2連覇と4度目のタイトル獲得を狙う。
現在24歳の錦織は、2008年のデルレイビーチ国際テニス選手権でツアー初優勝。その後は2012年の楽天ジャパン・オープンで2勝目。そして、昨年のアメリカ国際インドアテニス選手権で自身3度目のタイトルを獲得した。
昨年のアメリカ国際インドアテニス選手権では1回戦で
I・マルチェンコ(ウクライナ)、2回戦で
D・ヤング(アメリカ)を下して危なげなく8強入り。準々決勝では大会第1シードの
M・チリッチ(クロアチア)に完勝、準決勝は
M・マトセビッチ(オーストラリア)の途中棄権により労せず決勝進出。
決勝ではサウスポーのビッグサーバー
F・ロペス(スペイン)をストレートで下し、優勝を決めた。
ディフェンディングチャンピオンの錦織は1回戦を免除されており、2回戦からの登場となる。初戦となる2回戦で錦織は、
L・ラコ(スロバキア)と
B・ベッカー(ドイツ)の勝者と対戦する。
また、シード勢が順当に勝ち進んだ場合、錦織は準々決勝で第6シードの
S・クエリー(アメリカ)、準決勝で第3シードの元王者
L・ヒューイット(オーストラリア)と対戦する可能性がある。
今年、錦織はブリスベン国際男子で2年連続の4強入りを果たすも、準決勝でヒューイットに逆転負けを喫した。その後のエキシビション大会 AAMIクラシックで優勝、全豪オープンでは4回戦で
R・ナダル(スペイン)に敗れるも大接戦を演じた。
国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦 日本対カナダ戦では、シングルス2勝とダブルス1勝をあげ、日本初のワールドグループ ベスト8進出を決めた。
【錦織圭 アメリカ国際インドアテニス選手権 戦歴】
<2013年>
・1回戦 勝利 I・マルチェンコ 6-4, 7-5
・2回戦 勝利 D・ヤング 6-3, 6-3
・準々決勝 勝利 M・チリッチ 6-4, 6-2
・準決勝 勝利 M・マトセビッチ 6-4, 途中棄権
・決勝 勝利 F・ロペス 6-2, 6-3
<2011年>
予選1回戦 勝利
A・ボゴモロフJR(ロシア) 2-6, 6-4, 6-3
予選2回戦 敗退
J・ハイェク(チェコ共和国) 3-6, 1-6
<2009年>
・1回戦 敗退
M・バグダティス(キプロス) 5-7, 3-6
<2008年>
・予選1回戦 勝利
Al・クズネツォフ(アメリカ) 6-4, 6-4
・予選2回戦 敗退
B・レイノルズ(アメリカ) 2-6, 0-3, 途中棄権
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