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男子テニスツアーのハイネケン・オープン(ニュージーランド/オークランド、ハード)は11日に決勝が行われ、第3シードのJ・アイズナー(アメリカ)がノーシードから勝ち上がっていたルー・イェンスン(台湾)を7-6 (7-4), 7-6 (9-7)のストレート下し、今季初優勝を飾ると同時に、ツアー通算8度目をタイトルを獲得した。
世界ランク14位のアイズナーは得意のサービスで23本のエースを決め、今大会では2010年に引き続き2度目の優勝を決めた。
決勝戦、両者ブレークを許さず、いずれのセットもタイブレークに突入した。アイズナーは同様の試合を準々決勝で経験しており、この第5シードのP・コールシュライバー(ドイツ)戦では3セットともにタイブレークの激戦となり、ブレークに至ったゲームは1つもなかった。
アイズナーは今大会で戦った10セットで6セットのタイブレークを経験し、このうち5つのタイブレークを制した。
先週のホップマンカップで右足首を痛めていたアイズナーは、第2セットのタイブレークでは0-3とリードされていたが、挽回して7-7とすると、8-7からは目の覚めるようなサービスエースを決めて接戦を締めくくった。
試合後、アイズナーは「非常に僅差の試合だった。今週は他のどの試合も僅差だったね。勝つためには何でもしなければならない状況だった。」と、振り返った。
「今週はこのコートでたくさんテニスをしたけれど、勝ち進むにつれて次第にコートに慣れていった。」
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