男子テニスで世界ランク17位の
錦織圭(日本)が、自身の公式ブログで2013年を振り返った。
今年、錦織は全仏オープン後に発表された世界ランキングで自己最高となる11位を記録。夏のハードコートシーズンでは世界トップ10入りのチャンスはあったが、ロジャーズ・カップ男子では3回戦で
R・ガスケ(フランス)、W&Sマスターズでは1回戦で
F・ロペス(スペイン)に敗れた。
また、全米オープンでは1回戦で予選勝者の
D・エヴァンス(英国)に完敗を喫し、グランドスラムでは2年ぶりの初戦敗退となった。
「今年のシーズンも終わりました。長かったような最後は物足りなかったような。。年始の目標であった20位を超えて自身最高でもある11位にシーズンの中旬には入れたので進歩はあったはずです。」
「同時に今年の夏にパフォーマンスは落ちてしまい、思うような結果は出なかったので悔しい部分でもあります。」
そして、今季最後の大会となったBNPパリバ・マスターズにノーシードで出場した錦織は1回戦で
J・ベネトー(フランス)に快勝、2回戦で第8シードの
JW・ツォンガ(フランス)を大接戦の末に下し、大会初の3回戦へ進出。3回戦では相性の悪いガスケにまたも敗れた。
「少し体を休めて頭もリフレッシュして望んだパリでベネトー、ツォンガに勝つことができました。これはけっこう自信になりました。」
「ツォンガ戦では、たぶんずっと攻められ続けていて相手のほうが調子良く、いいプレーをしてました。その中でも、ぎりぎりの中の試合を勝てたのは、また勝負強さが戻ってきたかなってのを感じたので自信になりました。」
その後、日本に帰国した錦織はデルタ航空との契約記者会見、翌日には「スペシャルテニスレッスン」と「ドリームテニスARIAKE」に参加した。
「ドリームテニスARIAKE」で錦織は往年の名選手
J・マッケンロー(アメリカ)とのシングルスマッチを行い、股抜きショットやエアケイを披露するなどで観客を大いに沸かせた。試合結果は、1-6, 6-4, [10-7]で勝利した。
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