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男子テニスツアーのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、ハード)は20日、シングルス決勝が行われ、第2シードで35歳のベテランT・ハース(ドイツ)がR・ハーセ(オランダ)を6-3, 4-6, 6-4のフルセット下し、今季2勝目を飾ると同時に、キャリア通算15度目のタイトルを獲得した。
この試合、ハースは14度のブレークチャンスから5度のブレークに成功し、2時間5分で優勝を決めた。
今年のソニー・オープン男子でハースは、当時世界ランク1位だったN・ジョコビッチ(セルビア)を破る金星を飾り、同大会でベスト4進出を果たす活躍をみせた。また、全仏オープンでは8強入りを果たした。
世界ランキングでは、ハース自己最高位は2002年に記録した2位である。
一方、準優勝のハーセは今大会で、第7シードのV・ポスピシル(カナダ)、第3シードのF・フォニュイーニ(イタリア)、第1シードのJW・ツォンガ(フランス)らのシード勢を次々と破る快進撃で、決勝進出を果たしていた。
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