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男子テニスツアーのマレーシア・オープン（マレーシア/クアラルンプール、インドアハード）は２６日にシングルス２回戦を行い、第２シードのＳ・ワウリンカ（スイス）がＭ・バグダティス（キプロス）を6-1, 7-5で下し、ベスト８進出を果たした。

この日ワウリンカは、バグダティスに対してファーストサーブが入った時に８５パーセントの確率でポイントを獲得し、１度もブレークポイントを与えず１時間５分で勝利を収めた。これまでバグダティスに負けなしのワウリンカは、対戦成績を４勝０敗と勝ち星を増やした。

今季獲得ポイント上位８名が出場できるATPワールド・ツアー・ファイナルに向けて、現在８位で出場圏内となっているワウリンカは、最終戦に向けてこう語った。

「そこ（ツアー・ファイナル）で試合をする事は、全ての選手にとっての夢。トップ８でランキングを終え最終戦に出られる事は、とても大きく、素晴らしい意味を持つんだ。」

ワウリンカは準決勝進出をかけ、Ｐ・カレノ=ブスタ（スペイン）を6-2, 6-4のストレートで下した第６シードのＤ・ツルスノフ（ロシア）と準々決勝で対戦する。

一方、８月に今季初タイトルを獲得し調子を上げている第４シードのＪ・メルツァー（オーストリア）もこの日に２回戦を行い、Ｍ・ズベレフ（ドイツ）を7-5, 6-4のストレートで下しベスト８進出を決めている。メルツァーは準々決勝で、第７シードのＶ・ポスピシル（カナダ）を7-6 (7-2), 7-6 (7-1)で下したＦ・デルボニス（アルゼンチン）と対戦する。

今大会第１シードのＤ・フェレール（スペイン）は、１回戦を免除されているため初戦となった２回戦でＭ・ヴィオラを6-2, 6-3のストレートで下す快勝で既にベスト８入りを決めている。


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この日行われた試合結果は以下の通り。

○Ｊ・メルツァー(4) vs. ●Ｍ・ズベレフ, 7-5, 6-4
○Ｊ・ソウサ（ポルトガル） vs. ●Ｐ・クエバス（ウルグアイ）, 4-6, 7-5, 6-0
○Ｊ・ベネトー（フランス）(5) vs. ●Ｐ・アンドゥハル（スペイン）, 7-6, 6-2
○Ｓ・ワウリンカ(2) vs. ●Ｍ・バグダティス, 6-1, 7-5
○Ｄ・ツルスノフ(6) vs. ●Ｐ・カレノ=ブスタ, 6-2, 6-4