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テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)日本対コロンビア戦の大会3日目、シングルスに登場した錦織圭(日本)と添田豪(日本)が勝利し、日本は通算3勝2敗でワールドグループ復帰を決めた。
この日、錦織は1勝2敗とプレッシャーがかかる中、S・ヒラルド(コロンビア)を6-1, 6-2, 6-4のストレートで下し、日本は2勝2敗とコロンビアに逆王手をかけて添田豪に望みをつないだ。
ワールドグループ復帰について、錦織は「素直にむちゃくちゃ嬉しい。昨年の悔しさもあった。監督はじめ、チーム全員やスタッフの皆様、今日来てくれた皆様で勝ち取った勝利だと思う。」と、語った。
「まだまだ終わりではない。ワールドグループに入って、ここからが本番だと思う。今日は勝利を皆で分かち合いたいと思う。今日も添田君は1セット目を取られた中で、彼の強い気持ちがプレーに出ていた。最後は完全に日本が勝っていた。」
今回のデビスカップで2勝をあげた事については「自分的には満足している。」と、語った。
今年、日本は錦織が不在の中、添田豪・伊藤竜馬(日本)・杉田祐一(日本)・内山靖崇(日本)・守屋宏紀(日本)が出場し、アジア・オセアニア・ゾーン1部1回戦でインドネシアに5勝0敗、さらに2回戦では韓国に3勝2敗で勝利を収め、ワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)進出を果たした。
そして、コロンビアに3勝2敗で勝利した日本は、ワールドグループ復帰を決めた。
今年錦織は、全豪オープンで2年連続のベスト16進出、2月に行われたアメリカ国際インドアテニス選手権ではツアー3度目のタイトルを獲得。さらにムチュア・マドリッド・オープン男子では元世界ランク1位でグランドスラム歴代最多17度の優勝を誇るR・フェデラー(スイス)を破る大金星をあげた。
その後の全仏オープンでは4回戦でR・ナダル(スペイン)に完敗を喫すも、日本男子として1938年の中野文照以来75年ぶりの4回戦進出を決めた。
さらに世界ランキングで自己最高の11位を記録する活躍をみせた。
日本とコロンビア戦の組み合わせは、以下の通り。
【大会1日目】
・シングルス第1試合:錦織圭 ○-× A・ファリャ(コロンビア) 6-3, 6-4, 6-4
・シングルス第2試合:添田豪 ×-○ S・ヒラルド 4-6, 6-3, 5-7, 6-3, 1-6
【大会2日目】
・ダブルス第1試合:杉田祐一/ 伊藤竜馬 ×-○ J・S・キャバル(コロンビア)/ R・ファラ(コロンビア) 1-6, 2-6, 1-6
【大会3日目】
・シングルス第1試合:錦織圭 ○-× S・ヒラルド 6-1, 6-2, 6-4
・シングルス第2試合:添田豪 ○-× A・ファリャ 4-6, 6-4, 6-3, 6-3
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