男子テニスで世界ランク12位の
錦織圭(日本)が自身の公式ブログで、3つのハードコート大会を終えた今、マイナス思考になっていると話した。
ウィンブルドン3回戦で敗れた錦織は、その後に休養やトレーニングなどに約1カ月時間をあて、北米ハードコートシーズンの開幕戦であるシティ・オープン男子に第2シードで出場した。
しかし、3回戦で元世界ランク8位の
M・バグダティス(キプロス)に完敗を喫した。
その後、ロジャーズ・カップ男子にはマスターズ1000大会で自己最高となる第9シードで出場するも、3回戦で
R・ガスケ(フランス)に逆転で敗れ、ベスト8進出とはならなかった。また、ガスケに勝利していた場合、世界トップ10入りの可能性があった。
そして、現在行われているW&Sマスターズは第10シードで出場し、1回戦で
F・ロペス(スペイン)と対戦した。だが、試合のリズムを掴めないままストレートで敗れる結果となった。
錦織は「なかなかテニスの調子が上がらず、最後の2ゲームぐらいでは、いい感覚が掴めてきましたが時既に遅かったです。タイブレークも4-1でアップしてたのですが、凡ミスと彼のサーブでやられてしまいました。」と、ロペス戦を振り返った。
「この3週間あまり調子がいいとはいえませんでした。いつも以上にミスが多く、それもしてはいけない方のミスばかりだったので、どんどんマイナスの思考になっていってます。」
今後錦織は、今季最後のグランドスラムである全米オープンへの出場を予定している。
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