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男子テニスツアーの下部大会である北京国際チャレンジャー(中国/北京、7万5千ドル、ハード)は12日、シングルス準々決勝を行い、第4シードの伊藤竜馬(日本)を初戦で下して勢いに乗る近藤大生(日本)が、予選から勝ち上がってきたJ・ナ(韓国)を7-6 (7-3), 6-4のストレートで下し、4強入りを果たした。
近藤大生は決勝進出をかけ、第1シードのルー・イェンスン(台湾)と対戦する。ルー・イェンスンはこの日、第5シードのD・ウーを4-6, 7-5, 6-0の逆転で下してベスト4進出を決めた。
第2シードの添田豪(日本)と第6シードの守屋宏紀(日本)が準々決勝で顔を合わせることとなり、日本人対決はフルセットの接戦にもつれることとなった。
第1セット先制したのは守屋宏紀、4度あったブレークポイントを全てものにし6-3で添田豪を圧倒した。しかし、続く第2セットからは添田豪が息を吹き返し、1ブレークアップで第2セットを取り返すと、ファイナルセットでは守屋から4度のブレークを奪い、3-6, 6-4, 6-1のスコアで添田が勝利をものにした。
添田豪は第3シードのZ・チャンと決勝進出をかけて対戦する。そのチャンは準々決勝でJ・ステータムを6-1, 7-5のストレートで下しての勝ちあがり。
今年1月のマウイチャレンジャーで幸先のよい優勝を飾っていた添田豪だが、その後は上位進出できず調子を落としていた。しかし、6月のノッティンガム・チャレンジャーで3ヶ月半ぶりの勝利をあげベスト8進出を果たす。
調子をあげた添田は、その翌々週に行われたウィンブルドンで、予選3戦を勝ち抜き本戦入り、1回戦でA・ハイデル=マウアー(オーストリア)を下し2年連続となるウィンブルドン1回戦突破を果たした。
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