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テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は2日に女子シングルス4回戦を行い、第1シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)が第15シードのR・ビンチ(イタリア)を6-1, 6-3で一蹴した。
試合後、セリーナは「ビンチはクレバーなテニスをしていたと思う。でも彼女がどんなプレーをしてくるかは分かっていた。私は自分のゲームプランについては話さないけど、今日、彼女が何をしてくるのかは大体お見通しだった。だから私の方はただそれに対応したんだけど、それが功を奏したと思う。すべきではないミスが何本かあったけれど、全体としてはゲームプランをうまく調整できたと思う。」と話した。
ビンチはダブルスランキングを世界1位としており、セリーナ戦でも機会をみてはネットに出て、何度かすばらしいタッチをみせた。それについてセリーナは「ネットに出てくる対戦相手が好きな理由の1つは、ポイントがすぐ終わること。後はねらう場所が決まってくる、ということね。それはとてもやりやすい。クロスかストレートかロブしかないから。」とコメントした。
ビンチのみならず、セリーナ自身もダブルスを得意としている。「ダブルスはシングルスにもとても役立っているわ。ダブルスのおかげでボレーが向上した。だからシングルスでネットに出た際にはどこをカバーすべきなのか、何をすべきなのか分かるの。どんなショットが予測されるかもね。またダブルスではロブをよく使うから、ロブも得意になったわ。」
「ダブルスは大好き。今週はダブルスがないのが残念だわ。」
また現在セリーナは28連勝中で、これは2000年代では第3位の記録となっている。1位は姉のV・ウィリアムズ(アメリカ)で35連勝、2位はJ・エナン(ベルギー)で32連勝。
これについてセリーナは「28連勝は連勝だとさえ思ってないのが正直なところ。毎日、みんなに『連勝中ね。』と言われる。でも私にとっては複数の試合に勝ったこと以上の何ものでもない。連勝であろうとなかろうと気にしてない。連勝してなくてもいい。試合に勝ちたいだけ。試合の勝利ね。目の前の試合に勝ちたいだけなの。」と話している。
「連勝できたらそれはそれですばらしいこと。でも最終的には優勝することが目標で、それを達成するためには何でもやる、という感じね。」
セリーナは準々決勝のクズネツォワ戦についてもコメントしている。「いい試合になると思う。最後の対戦では彼女が勝っているしね。だから彼女は自信を持っているはず。また彼女はカムバックの途上だから失うものが何もない。今大会でも優勝経験があるから、間違いなくタフな試合になると思う。」と展望を語っている。
《全仏オープン2013 男女対戦表》
《全仏オープン2012 男女対戦表》
《全仏オープン2011 男女対戦表》
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《BNLイタリア国際【決勝】S・ウィリアムズ vs アザレンカ》
《BNLイタリア国際【準決勝】S・ウィリアムズ vsハレプ》
この日行われた試合は以下の通り。
●A・ケルバー(ドイツ)(8) vs. ○S・クズネツォワ(ロシア), 4-6, 6-4, 3-6
○S・ウィリアムズ(1) vs. ●R・ビンチ(15), 6-1, 6-3
○S・エラーニ(イタリア)(5) vs. ●C・スアレス・ナバロ(スペイン)(20), 5-7, 6-4, 6-3
○A・ラドワンスカ(ポーランド)(4) vs. ●A・イバノビッチ(セルビア)(14), 6-2, 6-4
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