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男子テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は30日、シングルス2回戦が行われていたが、昨年の今大会で史上最多となる7度目の優勝を果たした第3シードのR・ナダル(スペイン)とM・クリザン(スロバキア)との2回戦が、降雨のために試合を開始する前に翌日へと順延が決まった。
今大会2度目となる4連覇を狙うナダルは、昨年のウィンブルドン以降、膝の怪我からツアー離脱。約7ヶ月もの治療と休養を必要とし、今年2月にやっと復帰を果たした。当初は膝の状態を不安視する声もあったものの、その後今大会まで出場8大会全てで決勝進出を果たし、今季ここまでツアー最多となる6大会で優勝を飾り、絶好調で今大会へ臨んでいる。
初戦を勝利で終えたナダルは「ここローランギャロスでプレーする事が出来てとても嬉しい。もちろん、復帰戦のチリはビニャ・デル・マール、ブラジルのサンパウロ、メキシコのアカプルコ、モナコのモンテカルロと試合を続けられた事も嬉しく思っているんだ。今は前へ進むための次のステップにいる。現在自分が置かれている状況もハッピーだと感じているよ。」と、他を圧倒する成績を残している全仏オープンへ出場している今の気持ちを語っていた。
3ヶ月前に復帰した時には、自分のチームも自分自身ですらここまでの好調なプレーを続けられるとは想像もしていなかったと言う。「だから今はどの瞬間も満喫しているんだ。自分に起きた事は過去の事。過ぎ行く日々でちょっと不安も少なくなっている。数ヶ月前に思い描いていたような、きっと出来るだろうと感じていた以上の事が出来ているんだ。」と自分自身のプレーについてコメントしていた。
ナダルのクリザンとの2回戦は、現地金曜日にスザンヌ・ランラン・コートの11時スタートの第1試合に予定されている。
【全仏オープンドロー表】
●D・ツルスノフ(ロシア) vs. ○V・ハネスク(ルーマニア), 4-6, 6-6 (途中棄権)
○P・コールシュライバー(ドイツ)(ドイツ)(16) vs. ●ルー・イェンスン(台湾) (途中棄権)
○G・ディミトロフ(ブルガリア)(26) vs. ●L・プイユ(フランス), 6-1, 7-6, 6-1
○錦織圭(日本)(13) vs. ●G・ゼミヤ(スロベニア), 6-1, 5-7, 6-1, 6-4
○B・パイユ(24) vs. ●L・クボット(ポーランド), 7-6, 6-2, 6-4
○N・ジョコビッチ(セルビア)(1) vs. ●G・ペラ(アルゼンチン), 6-2, 6-0, 6-2
○F・フォニュイーニ(イタリア)(27) vs. ●L・ロソル(チェコ共和国), 6-2, 7-6, 2-6, 6-1
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