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女子テニスツアーのムチュア・マドリッド・オープン女子(スペイン/マドリッド、レッドクレー)は10日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク1位で第1シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)がA・メディーナ=ガリゲス(スペイン)を6-3, 0-6, 7-5となる2時間14分の熱戦の末で退け、優勝した昨年に続き2年連続となるベスト4進出を果たした。
「本当に激戦だったわ。第2セット私がまったく良いプレーが出来なかったことが、彼女(メディーナ=ガリゲス)に自信を与えてしまったの。彼女は第3セットは本当に良いプレーをしてきたわ。」と語るセリーナ。
続けて、「ミスを減らさないといけないわね。もっと冷静にプレーをしないといけないわ。第2セットを1ゲームも取れずに失ったけど、本当に足が動かなかったし、何が起こっているのか分からなかったわ。」と試合を振り返った。
セリーナに敗れたメディーナ=ガリゲスは、「第2セットが進むにつれ、このままセットを取れるかもって思ったの。セリーナが0-6でセットを失うなんて、滅多にあることじゃないわよね。だけど私も勝利を目指していたので、必死にプレーを続けたわ。」と試合を振り返った。
そして、「第3セットも5-4とリードすることができて、あと2ポイントで勝利を手にすることが出来るところまでいったけど、そこからセリーナはエースを決めてきたの。何も出来なかったわ。今日は負けてしまって残念だけど、あそこでエースを決めてくるのがセリーナが世界ナンバー1たる所以ね。」とセリーナのテニスを称えた。
セリーナは決勝進出をかけて、E・マカロバ(ロシア)を6-4 ,6-3のストレートで破り勝ち上がってきた第7シードのS・エラーニ(イタリア)と対戦する。
セリーナとエラーニは過去4度対戦があり、そのすべてでセリーナが勝利をおさめている。
今週の試合結果で、セリーナがM・シャラポワ(ロシア)より下の成績の場合、来週発表の世界ランクでシャラポワが1位へ返り咲くことになるため、セリーナにとって負けられない試合が続く。
この日行われた試合結果は以下の通り。
○S・ウィリアムズ(1) vs. ●A・メディーナ=ガリゲス, 6-3, 0-6, 7-5
○M・シャラポワ(2) vs. ●K・カネピ(エストニア), 6-2, 6-4
○S・エラーニ(7) vs. ●E・マカロバ, 6-4, 6-3
●A・ケルバー(ドイツ)(6) vs. ○A・イバノビッチ(セルビア)(16), 3-6, 1-6
今大会の優勝賞金は64万3,000ユーロ。
【大会8日目スケジュール】
《男女シングルス 対戦表》
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