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男子テニスツアーのバルセロナ・オープン・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー)は26日、シングルス3回戦が行われ、第6シードの錦織圭(日本)はA・ラモス(スペイン)に4-6, 6-7 (4-7)のストレートで敗れ、準々決勝で今大会7度の優勝を誇る第2シードのR・ナダル(スペイン)との対戦とはならなかった。これまでラモスに対し3連勝していた錦織だったが、この日の敗戦により通算対戦成績を3勝1敗としてしまった。
今回の4度目となる対戦、世界ランク15位の錦織は7度のブレークチャンスを握るも1ブレークしか出来なかった。これに対し、同64位のラモスに5度のブレークチャンスを与えたうち2度のブレークを許し、1時間43分で3回戦敗退となった。また、錦織はファーストサーブ時にラモスの67パーセントを上回る76パーセントの確率でポイントを獲得していた。
錦織は敗戦について、自身のフェイスブックで「クレーコートでのリズムが必要。もっと練習を重ねないと。」と、語った。
錦織を破ったラモスは、準々決勝でナダルにストレートで敗れた。
昨年の今大会で錦織はベスト8進出を果たすも、F・ベルダスコ(スペイン)との準々決勝の時に左腹斜筋(脇腹)の肉離れのため途中棄権を余儀なくされ、その後の全仏オープンを欠場した。
一方、J・モナコ(アルゼンチン)とのダブルスにも出場した錦織は初戦突破を果たすも、第2シードのM・グラノジェルス(スペイン)/ M・ロペス(スペイン)組にストレートで敗れ、ベスト4進出とはならなかった。錦織/ モナコ組は、昨年の楽天ジャパン・オープンでもペアを組んでおり、その時はベスト8進出を果たした。
今後、錦織はムチュア・マドリッド・オープン男子とBNLイタリア国際男子へ出場し、その後はグランドスラムである全仏オープンへ出場する予定。
この日行われた試合結果は以下の通り。
【準々決勝】
○N・アルマグロ(スペイン)(4) vs. ●J・モナコ(7), 6-3, 7-5
○P・コールシュライバー(ドイツ)(8) vs. ●T・ベルッチ(ブラジル)(16) (棄権)
○R・ナダル(2) vs. ●A・ラモス, 6-3, 6-0
○M・ラオニチ(カナダ)(5) vs. ●T・ロブレド(スペイン), 6-7, 6-3, 7-6
【3回戦】
○R・ナダル(2) vs. ●B・パイユ(13), 7-6, 6-2
●錦織圭(6) vs. ○A・ラモス, 4-6, 6-7
●T・ベルディフ(チェコ共和国)(3) vs. ○T・ロブレド, 6-3, 6-7, 3-6
○M・ラオニチ(5) vs. ●E・ガルビス(ラトビア), 6-2, 7-6
《バルセロナ・オープン・サバデル シングルス対戦表》
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